ちょっと前にピアノの発表会に参加したお話。

7935

2月の上旬に参加させていただいているピアノサークルの発表会がありました。今回の発表会は演奏者50人、10時~19時という壮大な発表会でした!

参加させていただくようになって5か月のサークルですが、月に何度かある練習会では毎回和気藹々と楽しく過ごしています。
元々細々と続けていたピアノですが、年月の割には対して弾けません…。
ただやっぱり好きなので同じ趣味の人と楽しい時間を共有できるとモチベーションにもなるし更に楽しいなあと思えます。

さて、今回の発表会ではベートーヴェンのピアノソナタ第23番“熱情”第1楽章という身の程知らずの選曲をして見事に玉砕しました。
譜読み開始してから3か月ちょいという短期間すぎたのも敗因かと思いますが、持久力不足が原因だったかなと思います。

練習時間を確保しても通し練習になると弾き続けていられない、長時間練習した翌日は指がまわらない状態で、なので最後の長時間練習は3日前に設定してというような状態でした。

選曲したときから背伸びしすぎて完璧に弾けるとは思っていませんでしたが、緊張もあってオクターブズレを頻発するわ、丁寧になりすぎてテンポが遅くなるわと事後にいただいた動画を見ても切なくなる出来ではありましたが、弾いてるときに何度か楽しいと思えたことと最後まで弾き切れたということは良かったのかなと思います。
ひとまず一区切りにはなりますが、熱情は大好きな曲なので今後も練習していきたいです。

今後は半年かけて月光第2・3楽章と革命のエチュード、その後半年かけて熱情第2・3楽章という目標を立てています。
体力や持久力という意味ではしっかり鍛えられそうな気がするので一年後改めて熱情第1楽章と向かい合ったらまた変わるかな。

逆にこの3ヶ月熱情やってきたおかげで他の曲が疲れにくくなったし、指が動くようになったのも感じているので今回ボロボロながら無謀な挑戦をしたことは自分的には意味があったのかなと思います。
背伸びした曲をやっているときってそれなりに力がついていっている気がします。

あとは難しくないと思える曲こそしっかり弾けるようにする練習もせねばなーと思いました。最近めっきり触っていなかったノクターン2番とか愛の挨拶とか匠とかはきっちりレパートリーにできるようにしたいな。

発表会のときに複数の方にワルトシュタイン第3楽章を薦めていただいて、改めて聞いたらすごいいいなーと思いました。あとテンペスト第1楽章…。
どっちも片手間に出来る曲ではないので来年以降かと思うけど、弾きたい曲ばかり積もっていくなあ、、、地道に消化していこうと思います。

素人の個人的な印象なのでまったく的外れの解釈かもしれないけれども、ベートーヴェンの私の好きな曲は特に感情的というか人間的というか、ああどうしようもないときの感情って抑えたり湧き上がったりしてこう渦巻くしこう高鳴るよねっていう旋律の動きをする気がします。

その中でも下から昇り詰めていくようなアルペジオが大好きなんですよ。
なんか すごい 胸にくる。
うわあああああって。
だから月光3楽章こんなに好きなんだろうな。

これ自分で弾けるようになったらすごい共鳴するんだろうなーと思いつつ、まあそこまでの領域には全然です…。
とはいえやっぱり弾けるようになってくるとそういう部分に夢中になってこれるので練習はたのしいです。

2013年3月1日 / Category - ピアノのこと, 雑記
自分のための備忘録・覚書・雑記な緩いメモ。
お仕事でちょっとだけWEBかじっています。

>>なつ
ピアノとカメラが好き。
SPEED世代でSPEED信者。
℃寄りのハロヲタ。
◆写真ブログ